あかりさんの記録(その5)好きすぎて、ちょっと必死
前回は、あかりさんの同意をたしかめて、下着に手をかけるところまで書いた。
ここからは、いよいよご奉仕の話になる。生々しいのが苦手な人は、無理しないでくださいね。
脱がせた、そのとき
下着を、名残を惜しむようにゆっくり脱がせていくと、しっとり湿った布が肌からはがれる、かすかな音がした。
あらわになったそこは、雨とはまるで違う濡れ方をしていて、甘く熱い匂いがふわりと立った。僕が焦らした分だけ、あかりさん自身が待っていてくれた証だ。
それを見て、僕は、うれしいやら、興奮するやら、それをまた顔に出すのがかっこ悪いやらで、心の中はもう大忙しだった。
でも、口には出さない。ただ、ここからは全力で、あなたのために。それだけを思って、僕は床に膝をついた。
このときの僕は、たぶん変だ
正直に言う。跪いた時点で、僕はもう胸がいっぱいになっている。
人に言うと引かれそうだけど、僕は舐めるのが本当に好きで、こうしてあかりさんの脚のあいだに顔を近づけているだけで、しあわせでたまらない。かっこよく言えば献身だけど、正直に言えば、ただの「好きすぎるおじさん」だ。
いきなり中心にはいかない。まず内ももに唇を落として、付け根に沿ってキスを重ねる。鼻先が肌に触れると、あたたかくて甘い、彼女そのものの匂いがして、僕はそれを思いきり吸い込んでしまう。
……我ながら、ちょっと変態くさいな、と思う。思うんだけど、やめられない。この匂いを嗅ぐと、頭の芯がじんとして、もっと尽くしたくなる。
舐めはじめる
割れ目の外側を、舌の先でつーっとなぞる。触れるか触れないかの距離で往復すると、あかりさんが待ちきれないみたいに腰を突き出してきた。
その仕草に、僕のほうが「うっ」となる。落ち着け、まだだ、と自分に言い聞かせながら、ようやく舌の腹を平らにして、下から上へ、ゆっくり舐め上げた。
とろりとした蜜が舌に絡む。ほのかに塩気があって、あ、あかりさんの味だ、と思う。喉から高い声がこぼれて、その声だけで、僕はもう報われた気持ちになる。
芯のふくらみを見つけて、唇でやわらかく含む。舌先で、円を描くように転がす。ちゅく、ちゅく、と濡れた音が部屋に響いて、正直それがちょっと恥ずかしい。でも、恥ずかしがってる場合じゃない。
うまくやろうなんて、思えない
速く、遅く、あかりさんの息づかいに合わせる。……なんて書くと器用そうだけど、実際は無我夢中だ。テクニックとかよくわからない。ただ、彼女が気持ちよさそうにする方へ、必死についていってるだけ。
腰が浮けば追いかける。息が詰まればゆるめる。あかりさんの体は正直で、いいところに当たると、きゅっと僕の頭を挟み込んでくる。太もものやわらかさが両頬を包んで、ああ、もう、しあわせだな、と場違いなことを思う。
髪をぐっと引き寄せられると、「もっと」って言われてる気がして、うれしくて、つい応えすぎてしまう。
「あかりさんの、好きなところ、ぜんぶ教えて」。口を離さずにそう言ったら、吐息が触れたのか、腰がびくっと跳ねた。
彼女が涙目でこくこくうなずいて、自分から腰を揺らしはじめる。その姿がかわいすぎて、僕はまた「うっ」となる。さっきから「うっ」ばっかりだ。かっこ悪い。でも本当なんだから、しょうがない。
いちばんのヤマ場は、次に書く。(続く)